
SAFETY
安全管理と法令遵守

PROCEDURE
安全は約束ではなく、手順です
「安全に配慮します」という言葉に中身を持たせるには、誰が何を確認するのかを紙に書いて、毎回そのとおりにやるしかありません。ソラツヅリでは飛行の種類ごとにチェックリストを定め、当日は運航責任者と安全管理者の2名で読み合わせをしてから離陸します。省略はしません。急いでいる日ほど、この手順が効きます。

AVIATION ACT
航空法にもとづく手続き
100グラム以上のすべての機体を国土交通省に登録し、リモートIDを搭載しています。飛行にあたっては、DIPS(無人航空機情報基盤システム)を通じて必要な許可・承認を取得します。
当社が取得している包括申請の範囲:人口集中地区上空、夜間飛行、目視外飛行、人または物件から30メートル未満の飛行。
包括申請では対応できず、案件ごとに個別申請が必要なもの:催し場所の上空、空港等の周辺、高度150メートル以上、危険物の輸送、物件の投下。ドローンショーは催し場所上空にあたるため、毎回の個別申請が前提です。
航空法にもとづく手続き(補足1)
なお、有人地帯での補助者なし目視外飛行(レベル4)は、一等無人航空機操縦士・第一種機体認証を受けた機体・個別の許可の3つがそろって初めて実施できます。当社は一等資格保有者を2名擁していますが、レベル4飛行が必要な案件では機体認証の条件を含めて可否を個別に判断しています。

CREW
有資格者による運航体制
運航に関わるスタッフ12名は全員が国家資格(無人航空機操縦者技能証明)の保有者です。内訳は一等が2名、二等が10名。国家資格の有効期間は3年のため、更新時期を社内で管理し、期限切れの状態で現場に出ることのないようにしています。
このほか、飛行時間100時間以上を運航責任者の要件とし、ショーの現場では必ず1名以上の一等資格保有者が立ち会います。
INSURANCE
保険
対人・対物の賠償責任保険(補償上限1事故あたり10億円)に加入しています。機体そのものの損害を補償する機体保険も、保有する全機体にかけています。イベント主催者側で別途保険に加入される場合、補償範囲の重複や隙間について事前に確認しますので、保険証券の写しをご提供ください。

SHOW SAFETY
ショー特有の安全設計
- 立入禁止エリアの設定:飛行範囲の外側に、機体の落下軌跡を見込んだ緩衝帯を確保します。観客席は、この緩衝帯のさらに外側にしか置きません。
- ジオフェンス:飛行可能な空間を立体的に区切り、その外へは出られないよう全機に設定します。
- フェールセーフ:通信が途絶した機体は、その場で自動的に高度を下げて着陸します。周囲の機体は経路を維持したまま飛行を続けます。
- 緊急停止:運航責任者の手元のスイッチで、全機を同時に安全高度まで降下させられます。
- 気象監視:会場に風速計を設置し、上空と地上の風を10分ごとに記録。基準値を超えた時点で中止判断に入ります。

GO / NO-GO
中止判断の基準
実施か中止かは当社の運航責任者が判断します。地上風速5メートル毎秒または上空風速8メートル毎秒を超える場合、視程が500メートル未満の場合、降雨や落雷の危険がある場合は飛行しません。予報段階から確認を進め、現地でも継続して監視します。機体や許可条件にさらに厳しい制限がある場合はそちらを優先します。基準と中止時の費用は契約書で確認します。

