医薬品以外の案件は受けていません
一般的なSCMの手法は、そのままでは医薬品に当てはまりません。
使用期限があるために在庫を厚くすれば済む話にならず、製造条件を変えるには手続きが要り、温度帯を外れた在庫は物理的に残っていても使えないものとして扱われます。当社は創業から医薬品と医療機器の案件だけを受けており、この制約を前提にした設計しかしていません。

資料ではなく帳票を見ます
私たちが最初に依頼するのは、きれいにまとまった報告書ではなく、倉庫の入出庫の生データ、温度計の記録、卸からの受注明細、廃棄の伝票です。
整形される前の記録には、会議では出てこない例外処理や手作業の回避策が残っています。
改善案は、その実物を確認してから書きます。

システムを売りません
当社はソフトウェアやハードウェア、物流サービスの販売代理を一切行っていません。
収入は助言と実行支援の対価のみです。
そのため、システムを入れずに運用の変更だけで解決できる場面では、はっきりそう申し上げます。
製品選定に関与する場合も、依頼主の側で評価表を作る立場に徹します。

提案した者が最後まで担当します
提案時に同席した者が、実行段階でも手を動かします。
契約後に担当が若手中心へ入れ替わる運用はとっていません。
人数を増やして規模を追う方針をとらない代わりに、同時に受ける案件数に上限を設けています。

診断だけで終わって構いません
入口の現状診断は、それ単独で完結する契約としています。
後続のプロジェクトを受注する条件にはしていないため、診断の結果として外部を使う必要がないと判断した場合は、その旨を報告書に書きます。

守秘とデータの取り扱い
契約前に秘密保持契約を締結し、お預かりしたデータは案件専用の領域で扱います。品目名や取引先名を伏せた形での分析にも対応します。案件終了後は、合意した保存期間の経過をもってデータを消去し、消去の記録をお渡しします。事例として公表する場合も、業種と規模帯までにとどめ、社名や特定につながる数値は掲載しません。

