SEE ALSO
計画とオペレーションの改善
需要予測の作り方を、担当者の経験に依存しない形に組み直します。
統計的な基準値を置いたうえで、営業や学術の情報をどこでどう足すかを手順として決め、予測を修正した理由が後から追える状態にします。
あわせて安全在庫を品目ごとに計算し直し、使用期限の残り日数と製造ロットの大きさを制約として組み込みます。

販売・在庫・生産計画会議(S&OP)の立ち上げと定着
需要側と供給側の計画を、月次の一つの会議に接続します。
会議体の設計、参加者の役割、判断に必要な資料の様式、決めたことを実行に落とす手順までを整えます。数字を並べるだけの報告会にしないために、在庫や欠品のリスクを金額に換算して意思決定の材料に変えることを重視しています。

GDP対応と品質・流通体制の構築
医薬品の適正流通ガイドラインに沿って、品質マネジメントの体制、教育訓練、逸脱の扱い、苦情と回収の手順、自己点検の仕組みを整えます。
文書を作るだけでなく、倉庫と輸送の実際の運用に落ちるところまで伴走します。
温度管理については、記録の残し方と逸脱時の判断基準を先に決めることを重視しています。

コールドチェーンと輸送設計
定温・冷蔵・冷凍の各温度帯について、保管から輸送、受け渡しまでの経路を洗い出し、温度が保たれたことを記録で説明できる状態を設計します。保冷資材の選定、輸送業者の評価基準づくり、輸送経路の検証にも対応します。輸送の担い手不足による便数の減少やリードタイムの延びを前提に、納品頻度と在庫配置の見直しまで含めて検討します。

調達と供給リスクのマネジメント
原薬と主要な資材について、調達先の国と工場を洗い出し、依存の集中している箇所を可視化します。
第二の調達先を確保する場合の技術的・薬事的なハードルと必要な期間を整理し、実現可能な順に並べます。
委託製造先については、原材料の調達経路、在庫の持ち方、事業継続計画の整備状況を書面と質問票で評価します。

トレーサビリティと識別コード対応
医療用医薬品や医療機器の包装に表示する識別コードについて、現状の付番と記録の運用を点検し、回収が必要になったときに何日で対象を特定できるかを検証します。
製造・出荷・卸・医療機関の各段階でどの情報が欠けているかを示し、記録の追加が必要な工程を特定します。医療機器の貸出在庫や預託在庫の追跡にも対応します。
可視化基盤とシステム導入の支援
在庫と供給の状況を関係者が同じ画面で見られるようにするための、データ項目の定義と集計の設計を行います。
私たちはソフトウェアの販売代理を行わないため、製品の選定では依頼主の側に立って評価表を作り、提案の比較と交渉に同席します。
導入後の運用設計と、社内で維持できる体制づくりまでを範囲としています。

研修と社内人材の育成
需要予測、在庫理論、GDPの実務、供給リスク評価の四つのテーマで、社内向けの講座を提供しています。自社の実データを教材に使う形式が中心で、受講後に各自が担当品目の分析を持ち寄る回を設けています。半日の単発講座から、六回構成の連続講座まで対応します。

ご支援の進め方
初回の面談で課題の輪郭を伺い、三週間の現状診断をお受けいただくところから始まります。
診断の報告後に、対象範囲と期間を決めて本契約に進むか、顧問契約で月次の助言に切り替えるかをお選びいただきます。契約前に秘密保持契約を締結し、お預かりしたデータは案件終了後、秘密保持契約で合意した保存期間を経て消去します。

