調査から評価まで、三つの層で受けています
私たちの業務は、現地で測る「海域調査」、持ち帰って調べる「分析」、そして結果を意味に変える「解析・コンサルティング」の三層でできています。
どこか一層だけのご依頼も可能ですが、三層をまとめてお任せいただくと、試料の扱いから報告書の記述までが一本の判断でつながります。

海域調査
流況調査では、超音波流速計を係留して流向・流速の鉛直分布を連続観測します。
波浪調査は水圧式波高計による有義波高・周期の把握が中心です。
水質調査は多項目水質計による現地測定と採水を組み合わせ、COD、全窒素、全リン、濁度、溶存酸素などを扱います。
底質調査は採泥器で表層土を採取し、粒度組成、強熱減量、硫化物、含水率などを測定します。
生物調査は、動植物プランクトン、ベントス、魚卵・稚仔魚、付着生物、潜水による藻場・サンゴの被度調査まで。
深浅測量では海底地形を面的に取得します。
- 流況調査
- 波浪調査
- 水質調査
- 底質調査
- 生物調査
- 深浅測量
分析
自社分析室で、生物の同定・計数と化学分析を行っています。
動物プランクトンと植物プランクトンの種同定および個体数密度、ベントスの湿重量と種組成、魚卵・稚仔魚の同定。
近年は環境DNA分析も扱っており、定量PCR法による特定種の在不在判定と、網羅的解析による魚類相の把握に対応します。
マイクロプラスチックの計数と材質判別も受け付けています。
試料の受け入れのみのご依頼も可能です。

- 生物の同定・計数
- 化学分析
- 環境DNA分析
- マイクロプラスチックの計数

解析・コンサルティング
観測値を集めただけでは、意思決定には使えません。
流況解析や拡散シミュレーションによる影響範囲の予測、経年データの統計処理による変化傾向の検出、環境影響評価図書の海域パートの執筆、審査対応の資料作成までを担当します。
保全措置の検討や、モニタリング計画そのものの設計もご相談ください。
何を測れば判断できるのかを、着手前に一緒に決めるところから入ります。
洋上風力発電に関わる調査
促進区域の選定段階から稼働後まで、段階ごとに必要な調査が変わります。
事前段階では既往資料の整理と概況調査、方法書・準備書の段階では鳥類、海生哺乳類、魚類、底生動物、海藻草類、水の濁り、水中音といった選定項目に沿った現地調査。
工事中は濁り拡散と水中音の監視。
稼働後は事後調査として同一地点での継続観測を行います。
各段階の成果が次の段階の比較対象になるため、地点設定と測定方法を通して揃えることを重視しています。

- 事前段階既往資料の整理と概況調査
- 方法書・準備書の段階選定項目に沿った現地調査
- 工事中濁り拡散と水中音の監視
- 稼働後同一地点での継続観測

港湾・漁港・海岸の工事に伴う調査
浚渫、埋立、防波堤や護岸の築造に伴う環境監視です。
汚濁防止膜の内外での濁度監視、工事前後の底質と底生生物の比較、藻場や干潟が近接する場合の追加調査などを組み合わせます。
工程が動く現場なので、監視の頻度と判断基準を発注者・施工者と事前にすり合わせることを重視しています。
ご依頼の流れ
- ご相談事業の内容、海域、時期をお知らせください。仕様書がある場合はご共有ください。
- 調査計画のご提案調査項目、地点数、回数、工程、概算費用をお出しします。
- ご契約
- 現地調査天候と海況を見ながら実施日を調整します。
- 分析・解析
- 報告書の提出提出後の説明と、審査対応のご相談まで含みます。
