トーストとコーヒーのある朝の食卓
窯の前で作業する職人
焼き色のついた角食パンと白い断面

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わたしたちについて

朝がすこし楽しみになる、いつものパンを。

台の上で生地を折りたたむ手元

経営理念

「日常のパン」であり続けることを、いちばん難しい仕事として引き受ける。
粉と水と塩の質、発酵にかける時間、焼き上がりの温度。
そのどれか一つを緩めれば、その日のパンは少しだけ軽くなります。
毎日食べるものだからこそ、その「少しだけ」を積み重ねないことが、私たちの誠実さのかたちだと考えています。

店の棚の前に立つ代表

代表メッセージ

祖父が一坪の販売所を開いたとき、扱っていたのは食パンとコッペパンの2種類だけでした。
それから50年、商品は80種類に増えましたが、やっていることの中身は変わっていません。
今日の気温と湿度を見て、加水を1パーセント動かすかどうかを決める。
その判断の積み重ねが、うちのパンの味です。
機械にできることは機械に任せ、人にしか決められないことに人の時間を使う。
これからもその線引きを守っていきます。
なお社名の「ヒトヨ」は、生地を一晩休ませる「一夜」から取りました。
急がないことを、そのまま看板にしたようなものです。

代表取締役 柏木 湊

小さな木のカウンターに並ぶ食パンとコッペパン
瓶の中で育つルヴァン種

50年続いた理由

特別なことをしたつもりはありません。
ただ、二代目が1996年に製法を全面的に見直したとき、売上が一時的に落ちることを承知で発酵時間を倍に延ばしました。
あのとき短期の数字を選んでいたら、今の店はなかったと思います。
私たちが守ってきたのは味というより、味を決める順番のほうです。

工場で発酵する生地を見学する子どもたち

地域とのかかわり

小田原市内の小中学校12校に給食用のパンを納めています。
年に2回、工場に児童を招いて生地の発酵を観察してもらう見学プログラムも続けています。
地元で50年商売をさせてもらった以上、パンを焼くこと以外にもできることがあるはずだ、というのが社内の共通認識です。