安全・品質への取り組み

毎日の確認が、明日の安全になる。

作業前に安全帯と保護具を点検する電気工事士
夜間の停電作業で受変電設備を接続する技術者
SAFETY

POLICY

安全方針

電気工事の事故は、起きたときの結果が重い仕事です。
感電、墜落、火災。
そのどれもが、たいていは「今日だけは急ぐ」「この一回だけ」という判断から始まります。

絶縁手袋をはめて盤内の端子を確認する手元

当社は、工期の遅れよりも安全を優先することを会社として明文化しています。
現場の判断で作業を止めた社員が不利益を受けることはありません。
止めた理由を後から検証し、必要なら工程のほうを組み直します。
これは掛け声ではなく、作業を止めた件数を毎月の会議で報告し、止めなかった月のほうを問題として扱う運用にしています。

DAILY

日常の安全活動

始業前ミーティングとKY活動

その日の作業内容と、そこに潜む危険をその場で出し合い、対策を決めてから作業に入ります。
形式的な唱和ではなく、当日の現場に固有の危険を挙げることを条件にしています。

作業前に危険を出し合う朝のミーティング

ヒヤリハットの共有

事故に至らなかった出来事を報告する仕組みです。
報告者を責めないことを徹底し、月に一度、全社で内容を共有しています。
年間の報告件数はおよそ90件です。

90件

ヒヤリハットの年間報告件数(およそ)

工具・保護具の点検

絶縁工具、絶縁手袋、検電器、安全帯は使用前点検に加えて定期的に点検し、記録を残しています。
絶縁性能に疑いのあるものは、迷わず廃棄します。

年二回の安全大会

全社員が参加し、その半期に起きたヒヤリハットと他社の事故事例を題材に、対策を検討します。

停電作業の手順徹底

検電、短絡接地、施錠と表示。
この三点を省略しないことを、経験年数にかかわらず全員に求めています。

QUALITY

品質を担保する仕組み

絶縁抵抗計で分電盤の回路を測定する手元

施工前

施工図を作成し、現場の実測と照合します。
図面と現物が違うことは改修工事では日常的にあるため、着工前の実測を工程に組み込んでいます。

施工中

隠蔽部分の配線は、天井や壁が塞がれる前に写真を撮って記録します。
あとから見えなくなる場所こそ、記録が品質の証明になります。

竣工検査

絶縁抵抗測定、接地抵抗測定、導通確認、極性確認、保護装置の動作試験を行います。
測定値は成績書としてまとめ、竣工図・機器の取扱説明書・保証書とあわせてお引き渡しします。

引き渡し後

主要な設備については、操作方法をお客様の担当者に実地でご説明します。
書類を渡して終わりにはしません。

保安管理体制

自家用電気工作物をお持ちのお客様については、保安規程にもとづく点検を継続して実施します。
月次点検では通電状態のまま外観・異音・異臭・変色・計器の数値・絶縁状態を確認し、年次点検では設備を停電させて絶縁抵抗測定、接地抵抗測定、保護継電器の動作試験を行います。

工場外壁に並ぶ受電設備を確認する技術者

点検結果は報告書としてお渡しし、経年劣化が進んでいる箇所については、いつ頃までに更新すべきかの目安を添えます。
突然の故障で設備が止まる事態を避けるには、数年前から予算を立てられる状態にしておくことが最も確実だからです。

点検契約をいただいているお客様には、24時間の緊急連絡先をご案内しています。
日頃その設備を見ている担当者が対応するため、現地での原因特定が早くなります。

24時間受付は点検契約のお客様が対象です。

台風の後に屋外の受電設備を点検する技術者

災害時の対応

地震や台風の後は、被害の有無にかかわらず点検契約先へ順次ご連絡し、必要に応じて緊急点検に伺います。
優先順位は、医療・福祉施設、避難所に指定されている施設、生産設備の順としてあらかじめ社内で定めています。

浸水した設備への通電は、感電と火災の危険があります。
水に浸かった分電盤やコンセントは、乾いたように見えても絶縁が低下している可能性がありますので、通電せずにご連絡ください。